瓢湖に入った

今日は、白鳥を守る会恒例のハス刈り。初めて参加しました。全般的には曇りで、時折小雨がぱらつく感じでした(作業が終わった後には本降りとなりましたが)。
総勢7名、餌場付近のヒシやハスなどを刈る作業でした。2時間の作業終了後、湖面を見ると、さほど刈れたとは思えないほどでしたが、陸揚げしたものは結構な量でした。

10月には白鳥が飛来します。湖面を覆い尽くすハスとヒシの存在は、彼らの着水を脅かすことになるということで、必須の作業のようです。今後、ハス刈り作業が市の事業として進められて行くと思います。大変な作業ではありますが、白鳥飛来、着水のために頑張ってほしいと思います。

瓢湖には、初めて入りました。深いところは、喉と胸の中間辺りまでありました。底は、もっとぬかるむかと思っていましたが、そうでもなく作業自体はしやすかったです。ところどころつるりと滑るような場所もありました。

そんな中、ヨシゴイを何度も見ることができました。私たちをたいして恐れもせず、飛び交ったり、すぐ傍に止まったりすることに何ともいえない喜びを感じました。

さらに、生まれて初めて見るクモに出会えました。水色がかったグレーのクモ。湖面をアメンボのように動いていました。このような生き物が鳥たちの餌にもなっているのだろうと思いました。

私自身はもちろん、60代以上の高齢者が数名で、瓢湖を全面的に覆うハスやヒシを取り除こうというのは無理な話ですが、ほんの少しでも手伝えてよかったと思います。