今朝の瓢湖

昨日と同じくらいの訪問時間でしたが、今日はたくさん残っていました。天候的には昨日と変わりないと思うのですが、彼らにとっては何かが違うのかもしれません。今日は午後には晴れるから、少しぐらい遅くいっても大丈夫だと考えたのかもしれません。いずれ???です。
ニノックススキー場を背景に飛ぶハクチョウの姿はなかなかいいもんでした。


ツグミ>もいたよという証拠です。


…さて、本県は鳥インフルエンザで大騒ぎをしています。31万羽もの鶏が処分されている状況です。

31万といえば、ちょっとした県庁所在地の人口と同じぐらいでしょうか。それほどたくさんの鶏が処分されるわけです。聞けば、その肉や卵を食べても人間には害がないということ、他の生命をいただきながら生きているものとしてなんとかならないものかと心が痛みます。
さらには、31万羽もの殺処分を担当する、県職員や自衛隊、地元の関係者などの心痛はいかばかりかと察します。
ウイルスは、耐性を身に着けどんどんどんどん進化するとのこと。今回のウイルスも進化形のウイルスとのことのようですが。これではイタチの追いかけっこみたいなものです。どれほど消毒しても、敵は目に見えないウイルス。穴を塞ごうと、結局は防ぎようがないのではないかと思っています。
ならば、自然に任せるしかないのでは。
昭和の時代以前にも、当時の科学的知識では解けない不可思議な鳥の死があったのかもしれません。しかし、人には害がないため、結構適当に食べたりしながらのなかでウイルスも自然淘汰されていたのではないかと素人考えで思います。鳥インフルエンザなんて還暦も過ぎた私が聞いたのは極最近の話です。
鳥の中で、インフルエンザに罹ったものは、死ぬ。なんとか生き延びる鳥もいる。生き延びた鶏の肉や卵を食せば、31万羽もの鶏を殺す必要もないのではないかと思うのです。

…て、これでいいのだろうか、人に害もないというようなことでこの大騒ぎ、それでいいのだろうかという気がしてなりません。